リアリティの姿勢

2004年4月27日
いつも頭にあるのは死のリアリティの想像だ。
死だけは避けなくてはならない、生き延びてからこそ。

エレベータに乗る、乗り物の安全性は完璧ではないわけだ。
振動が、次の瞬間、死のリアリティの想像、満員のエレベータが自由落下して
地上に激突、底までの距離を検討着ければ、どのぐらいの速度と時間で
底に辿りつくか計算出来る、一瞬の無重力、おそらく脊髄はその衝撃に耐えられず、
大腿骨が肺に突き刺さったりする死なのだろうか、隣の男、良い奴だし最近結婚したばかり
その場合は彼もオレと同じ次元の死の地平に存在するのだ、オレは運の悪いことに、
ツキの無い人間だと思い込んでしまうぐらい、価値観の形成時期は運が悪かったみたいだ。
そのオレと彼が、死の可能性に等価性を持っている時間は、たかが20秒ぐらいだろうか、
エレベーターは目的のフロアに無事到着し、生き延びれたことを、死に対して感謝し、
そしてとにかく、生き延びていく為に最善の選択を常に心がけていくことを
噛みしめる。
死のリアリティの無い奴は、金を払うべきだと思う。

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unk

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