サイファイドリーム

2003年6月22日
急な夕立、ハワイ州当局、軍事技術の観光事業への転用、最近採用したらしい夕立回避装置稼動。
夕立雲へ向かって、戦車から75ミリ弾、弾頭の光(ナウシカに出てくるようなヤツ)がこっちへむかってまっすぐ。雲へ突き刺さる。衝撃波。
75ミリ弾に装填されていた秘密の仕組みが周辺の水蒸気を一気に集約させ滝のような雨を降せば、一瞬にして夕立雲が晴れる、夕日が沈む途中だった空は、降るような星、地球の重力に捉われている薄っぺらな大気によって演出される星の煌きと波の音。

なんて言葉で伝えたって、その迫力はぜったい伝わらない夢を見て起床。
夕立を晴らすハワイ当局は最高にかっこよかったけど、やっぱり自分自身の無念の青春と他人へ対する嫉妬からくる切なさにそりゃ満ち満ちた夢で、そういう夢みたときの目覚めのいやな感じっつったらそりゃないよね。死にたくなると同時に生き延びていきたくなる。

なんでこういう夢を観たかと言えば、「ロスト・イン・ラマンチャ」を観るための心の準備をしていたからだと思われます。

テリー・ギリアムはすごい、映画監督として業を背負ってるのな。
フィッシャーキングのセントラルステーションのシーンは、とても美しかった。

移動、徹夜、真っ青な紫陽花の日々。
ツバメよ。
優雅に空を舞う鳥達。
君達は北上する。
出来れば、僕の自由な心も連れていけ。

日々のあやや

2003年6月15日
あややのシングル、一枚も持ってないけど、あの不毛な、初めての出張で、エンドレスに出張先で流れていたのは ♪ネ〜エのシングルDVD。ぼぼよ〜ん!ってティンパニに大笑い。
ユーモアは常に現実や事実の側面の楽天的な部分を垣間見せてくれる。
それは数字によって覆されたりするけれども。

マシューのテレビ、あややが出るときは見逃しちゃいけない。
さまざまな後悔(リエたんのサンタフェを購入しなかった事とか)を経たオレが言うんだから間違いない。「愛される理由」ヒロミ・ゴウ嫁著、っていうのもあったよね!

わたりどりのように、移動の続く日々。
移動、距離の変遷っていうのは、それだけで非日常的なドラマだ。
車窓は、びっくり、何度同じ車窓を見たって、いつだって別の時間軸であるところのドラマだ。地軸は太陽に対してつねに一定の角度を保つ事を肌で感じる季節だぜ。つまり、スーツなんてムリ。

ネコの口に入って、尻尾が踏まれるのを待つ、ある種の征服的に野生(だって動物達があまりに擬人的)を捉える価値観の観念だと思われる緩慢な関係性からくる象徴交換による死よりも、サマージャンボで一億って金を当てる偶然の世界に生きて行きたい正義でございます。

今度はもっとオモロイこと書いてやっからな!
今度がダメならその次こそ!
うわぁ〜ん!!
ひどかった久しぶりの休日反省。
そしてなんとなく取れた代休。昼間は、酔っ払わなかった。やったぜオレ!
だからこそ!夜、人に会うべきだと各方面に連絡してみたのですが、やっぱりダレとも会えなかった。あと10分連絡が遅ければ飲んだクレ上等が今日の惜しい所でした。
色んなお誘いで困ったこともあったけど、まぁこれが今のコミュニケーション不足のオレってな具合。
反省を踏まえて、携帯の料金コース、今払ってるのと同じ値段でもっと長く通話出来るコースに変更。
電話でガンガン話してやるぜ!
でも、何を話していいかわからないんだ。。。
そんな好きになった女の子との距離の縮めかたに悩む高校生みたいな事はどうでもいいんじゃボケェ!シネ!<自分ツッコミ

さぁ、生き延びる6月だ!
木々はびっくりするぐらい緑だ。
公転する地球の自転による地軸の角度一定が要因の太陽との距離の差で、光の強さとか、一年で20〜30度ぐらいの温度差、宇宙の基準からするとびっくりミニマルな差異から、北緯20度〜45度辺りでは木々が緑になる季節があるんだ。
効率的に光合成が出来る季節っていうことなんだろうな。ツバメも北上していくわけだ。
その辺、勉強してないから勘で言ってるだけだけどな。
レイチェル・カーソン「沈黙の春」は100円で購入済みだぜ!もちろん積読。

で、最低な休日の中でも最高に楽しかったカラオケで、我を忘れるぐらい盛り上がったのはタトゥーの曲でした。象徴交換だな。
まじ楽しかった。
カラオケって、時代のヒトツの側面が確実に自分にとって反映されて、これは三ヶ月に一回ぐらいはその時、気が合うグループと行くべきだと自分にルールを課すことにします。

オレと不況

2003年6月1日
そもそも、オレにとって90年代の不況は、タカ様とリエたん婚約取り消しから始まったって認識なんだ。鷹派だな。
そして今日の断髪式見てたらな、オレ様は国の経済不況脱しました宣言いたします。みんなおめでとう!
オレは明日から、また地道に仕事だけど。ボーナス無しで。
貴乃花断髪式を発泡酒飲みながら見てたら、っつーか中野のファミリーな
映画よりドラマティックな家族の肖像な、息子が作文読み始めてアレだなと思って国営放送にチャンネル替えたら中川家漫才がこれまた古典的でオモロいのな。
阪神が優勝すれば、今年はおそらくたくさんの歴史的側面が刻みこまれるような年になるんだろうなぁ。

しかし、久しぶりのちょっとした連休だったのに、毎日ひでぇ休日だった。
結構な量のアルコールが消費されてしまった。ヒキこもって昼間っから飲みっぱなし。
もともと休みの日はニガテなんだな。自分から選択したようなコミュニケーションの無さっぷりが原因なんだけどな。仕事はもっとニガテ。
休日を上手く過ごせるようになるのが今後の目標だ。
まずはきちんと他人と会話をする所から。楽しい会話ぶっこむんでヨロシク!楽しくなかった時は、次こそはぶっこむんでヨロシク!

昔のバイト仲間と飲んでカラオケ。
当時も良く通っていたカラオケ屋で、カラオケ自体が久しぶりだったけど、やっぱ、何も無かったような時代の事でも、ちょっとしたことをいろいろ思い出して懐かしくなった。懐かしさあまって losing my religion/r.e.m 熱唱。
これ良い歌だ。これは良い歌だ。
きよしのズンドコ節熱唱。これまた、良い歌だ。きよしに似てるってたまに言われて、オレ的には結構うれしいんだぜ。あんなプロっぽい艶のある声は出ないけど。

モナコGPを観ながら。
モナコ、旅情を誘う街並。昨日も飲みながらしゃべったような事だけどヨーロッパ鉄道旅行にはるか憧れ。ドイツから出発して、ドイツに戻ってくる鉄道旅行。

そしてシカゴ、アンタッチャブルのベビーカー落ち階段を、ニューオリァンズに向かう為に駅へ立ち寄った時に見た!っつーか階段下りてみた!ってことをなんとなく思い出しました。
たまの代休の前の日、帰宅しようとして偶然電車が事故で止まったりすると散歩、散歩なわけです。そして間近にするスペクタクル、スペクタクルだよ。スペクタクル。
スペクタクルとは集団にて構成される圧倒的なパワーだ(オレ定義)。
つまり、圧倒的資本によって構築される建築物、その建造に費やされる
巨大な延べ人数は、その構造物をスペクタクルに構成するのだ。
ってなわけで、道路ごしのラクーア、すごかった!(夕日越しのプロメテウス火山のようだ!)
周り続けるコースター、反復だぜ!デジカメを持っていなくて、なんの為にデジカメ買ったんだよ!と自分突っ込み。

そんな冴えない日々のメモ。
アマゾンで「未現象の風景」倉俣史朗、仕事でとにかく家に居れなかったので、しばらく受け取れなかったアマゾン荷物をふと代休に受け取れた。
古本、「キッチュ論」石子順造、「リテレール」1993秋号(ミルハウザーの評論!)。
すべて積読。
アマゾンで「オージ・エ・ナタル」アート・リンゼイ選曲のブラジルファンク、主に帰りの電車の中で雑誌を読みながら聴く。
行きの電車では「象徴交換と死」ボードリヤール、30分ぐらいの電車の中で読めて2ページ。
あと、一日500ml4〜5缶の発泡酒。これは止めると思ってはいけない、ただ本数を減らす必要がある。
掛けなきゃよかった電話が一本。
あとは後悔、もうホント後悔。10年以上前から続く後悔。オレのバカバカァ!!っていうのもあるし運の悪さもある。。。
残念ながら、青春はなかったんだ。ほんとうに運が悪いんだ。
忙しいとさ、こういうの忘れてるんだけど、ふと暇になったりポカーンとした時に、こういう事に捉われて、もうイヤんなっちゃう!ボードリヤールが読み進まないのはこの辺にも原因ありなんだこれが。
でも生きて行くのです。スペクタクルの構成員として。最高!
Tシャツはシンプルだからこそ、プリントの柄。。。とかどうでもいいんだこのやろう!
丈夫で白でも乳首の透けない安いTシャツこそウニクロだろこのやろう。
さぁ、そして3年前のニューヨーク、かつて(at once)まだあったワールドトレードセンターへ向かって歩いていたらな、金網の向こうにはダレも居ないプールがあって、その壁一面にキース・ヘリングの壁画だこのやろう。
感動しないわけねぇぞこのやろう。
というわけで、ここんとこ力を入れていた企画書はまったく意味なくなった。
「なんでこういう意味のないアイデアなんだ、ボクならこうする」とか言われて、本音を言ったら「いや、それは記号でしかないから」とか、上司が部下から聞く一番ムカツク類の話になってしまうので、ナニもわかってないバカのフリします、っつーか、自分にもおそらく正しくないポイントと言うのが多いわけで、商売する上での世間様と自分の感覚の開ききだよね、空気を読むっていうのは。
この開きの間にナニがあるかなんだよ。
人付き合いですら上手くいかないのに、これを読むのは厳しい。
で、世間様に合わせてやると、中途半端で上手くいかないっていう。
これは、決して経済的に良い個性ではないわけで。経済と沿ってないのは良い感性だ、とか中学生みたいなことは決して思いません。生まれてきてゴメンナサイ。

と言うわけで、来週、素直に自分はこう考えていました、ということを伝えて謝って、経験のある人の、その経験の中でどういうアウトプットをしていくのか、ということを聞き出してやるぜ!(今年はチンゲ生えるぜ!っていうメタファー)

未来世紀プラレール

2003年4月29日
もうヘコみマクリマクリスティの一日な分けですが、やっぱり買い物とかでちょっとオモテ出たりすると、冷静にどうすべきかとか、歩きながら思い浮かんだりするわけ。
ルードヴィヒも散歩中に作曲の着想とか得てたりな。散歩って大切な。
晴れた日の散歩を上手く活用していかなくてはな。
「バトル・オブ・ブラジル」読了。
そんなことを書きながらテレビを見てると六本木ヒルズのコマーシャルは村上様でございますね。あまり興味ないのですが、またもや三年前のシカゴなんだけどさ、フラっと立ち寄ったシカゴ現代美術館、ナラヨシトモ様特集展示で、これまたあまり興味なかったんだけど、なんつーか嬉しかったわけ。ニホン人とかさ。
でも印象に残ったのは、絵を元にファンがこさえた犬の人形だったりしたわけ。でもその人形とか見るとさ、元の絵とかさすげぇんだよね。
絵の描ける人はいいなぁ!

書いてナンボマンボ

2003年4月25日
その昔、銀座のダンスホールではマンボがかかってたりしたんだなぁ、と遠い目をしたのはシカゴの街角新聞BOXからティト・プエンテが最高の笑顔で今夜やるよ!と太鼓を叩いていたからです。夜遊びのムツカシサと言うのは、日本に居る以上だった二泊のシカゴだけど今後行くときは覚えてろよ!「絶対行ってやっからな!」(スワンボート前にてロッコツマニア詠む)とその頃行った一人旅行が最高の思い出であるところでございますが、世間ってものがこれほどまでに変わってしまうとはビックリだよね。ボストンの空港、ダンキンドーナツの紙袋片手にゲートくぐり抜けたけどなんのお咎めナシだったよ、たかだか3年ぐらい前だよ。

初心をすっかり忘れていたこの頃、出張とか行って夜入った一人焼き鳥屋、生ビールはアサヒスーパードライだったりしたけれど、これにレモン汁絞ってその切れ端を入れると最高にウマいの知ってた?そんな感じで鰻の串焼きを食ったり、焼き鳥たらふく食ったりレモン入りビール(380円)を6杯飲んだりしてお会計2300円だったのは出張の醍醐味だよね。でも、出張の成果がイマイチで怒られたよ!入社3週目!世間様ってキビシイ!
そんなわけで、その怒りは理不尽ではなく、もろに自分の悪い部分、良い部分と背中合わせの悪い部分が伝わってしまったからで、今週はそんな週でした。で、反省中の昨今、エルミタージュ幻想を観て来たよ!これヤバイって!ハイヴィジョンとか行って、国営放送エライもん作ったもんだ!スゲェぞ!
フィルムの呪縛から開放された90分ワンショット長回し。技術が感性にアイデアの訴求をするってオレ、もうほんと感動しちゃう。すげぇよ!初心だよ!
たかだか3年前と、今が違うって以上に、ヨーロッパの歴史ってスゲェのな。存在の耐えられない軽さな。
以上。
電車に乗っていて、ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」を読んで妄想したこと。

スチュエーション、地下鉄車内、
ボク 12歳ぐらい
隣におじいちゃん、地獄の南方帰り、酔っ払うとたまに自分の経験した戦争の話をする
ボク、おじいちゃん、静かに地下鉄に乗っている
隣に若者
携帯電話の機能とか世相の出るような現代的な事、合コンとか若者的なことを大声で話している
ボク、若者のこと淡々と描写
ボク、「今、社会で習ったばっかりのパピルスとかチグリス・ユーフラテス川の側で戦争が始まっているそうだ。パパはドルや石油の値段が不安定で仕事が困ってると良く話す。ママは戦争はイヤだわとそれに答えてる」とか。
ボク、「戦争ってなんだろう、そういえば、おじいちゃんが戦争に行っていたってことを酔っ払うとたまに話す」とおじいちゃんの話の内容なんかも含めてモノローグ
ボク、「おじいちゃんを見上げると、静かに前を見据えて座ってる。あと二駅でボク達は地下鉄を降りる」とかの後に、ちょっとした比喩的言葉を付け加えて終わり

ボクの視点を通して、悲惨な状況と平和を対比する話。
っつーか、こういう作文、あんまりアタマの良くない先生とかが喜びそう。
オレ、自分がそういうことを思いついたことに凹む。
そしてオレ、泪酒。
終わり。


ちなみに、映画「ヘンリー・フール」がオモロかったところ。
カフェに入ってくる人「サイモンの詩を読んだヤツが学校に火をつけた!」
この後、泣かず飛ばずのサイモンの詩、バカ売れ。
最高。

簡便メモ

2003年4月1日
日曜日、今日は仕事でムリと言っていた女の子より仕事抜け出したから大丈夫と連絡。
仕事を抜け出させるなんてプレイボーイだなぁオレ。でもホントのプレイボーイの見せ所は別れ際だぜ。
夕方から女の子の家へ、ボブ・サップを見て寝る。

月曜日、昼ごろ帰宅。庶務にかまけてたらどんどん時間は過ぎていく。
有楽町ビックカメラにて自主視察。売り場をデジカメでぱちくり気の済むまで撮って送別会の催される場所へ。
以前居た会社の送別会に未だ呼んで頂けるとはこれ喜び。人は最高に良かったけど。
まぁ仕事ってそういうもんだな。
そして駅までの帰り道、ちょっとドラマ。集団で駅まで向かっていたのに、道の途中でいつのまにか女の子と二人きり。絡まれた。
しかしプレイボーイが悪事を働ける内容ではございません。やさしさと慎み深さを常に念頭において行動したいものだ。しかし悪さもダイスキ。

まぁ楽しかった二日間。
出来事をメモ程度に。
金曜日、都内のデニーズにて通勤ラッシュ時間前に待ち合わせ、電車の中では文春新書「ビール大全」渡辺純著を読む。ビールに対する体系的な理解を深めるためのはじめの一歩。しかし、肝心の車所有者が寝坊の為、3時間、3時間だぜ。遅刻しやがった!
コーヒーと新聞だけで過ごそうと思っていたデニーズ、がっつり朝食を頂き、もう一人の旅の仲間ととりとめもない話、エロ言葉しりとりなど。
"さくらんぼ"って言うのが一番エロかった。ジャネット・ウィンターソンの白水Uブックス「さくらんぼの性は」を読むべき啓示だな。温泉街に集う八百万の神々からの啓示だな。
すっかり通勤・流通渋滞となってしまった都内道路から三人で出発。高速に乗ってしまったら順調なドライブ、パーキングとか道の駅でコンニャクとかソフトクリームを教科書のように堪能。正しい自動車の乗り方が出来たと思います。温泉を2ヶ所巡って、ビールを求めて草津湯畑へ。
温泉が湧く場所に人工的に作られた風景と言うのは感動的だった。湧き続ける温泉と言うのは、過去から未来への時の流れを意識させられます。湯畑の湯煙につつまれてから、あまりに美味いほうとう鍋とかガツガツ食べてたら、あ!ブタになっちゃうかも!と、不安との闘い。宿へ帰ってからは、あまり飲みすぎずバタンQ。

土曜日、朝食の時間まで銘銘自由行動。軽く朝風呂を浴びた。
草津を後にして、ダムに沈む予定の温泉街へ向かう。ダムに沈む街、ってすごいよな。なんだよそのやるせなさ。それが現実であるという思いがリアルな人たちが居るっていうリアリティはよそ者のオレにはまったく思いも及ばないけど、旅情はそそられた。
我ながらベストな感情的関わり合いだと思う。悲しみに対する同調みたいなものはキライだ。
適当に走っていた車の車窓からキョロキョロ、奇跡的に見つけた山の中腹にあるまったく無防備な露天風呂、道路からハダカ丸見えの風呂で
マッパ晒して山々を去る決心、帰途。

他人、まったくの他人と自分との関わり合い方と楽しむ事の関係を意識させられた出来事が二回。
草津湯畑にて、すごいかわいい女の子三人組から「写真撮ってもらっていいですか?」と満面の笑みで話しかけられ、無愛想に使い捨てカメラのシャッターを押したのが一回目。
まったく無防備露天風呂にご一緒することとなったオヤジ、彼の話に対しては無愛想にしてたのに、「これ食ってけよ」と温泉卵をくれたことが二回目。
単純に相手に対して「良いご旅行を」ぐらいの言葉をかけられる気遣い、人とのふれあいの一時的次元の気遣いとそれを楽しむ気持というが、これが足りない。そういうことを考えると、たまらない焦燥感に襲われてしまう。残念ながら、物事を楽しむ青春と言うのは自分の性格が悪いせいで、上に書いたような気遣いの欠如が今より著しく悪かったせいでオレにはまったく無かったという思いに囚われてしまうことで行動が躊躇してしまったりとか、これを拭い去るのがオレにとっての大人になる、っていうことだ。
しかし、ほんと5年前にくらべて、友人がこうして温泉に誘ってくれたりとか、着実に良くなってきている。ようやくスタートラインって感じで、この訪れがホントに遅かったなってこれまた落ち込むけど、これが自分の人生で罪は無いのだ。

と、アマゾンから届いたBack to mine / EverythingButTheGirl を聴きながら、書くことで得られるカタルシスっつーか。

指輪戦争

2003年3月27日
さて昨日、飲みを断ってすげぇ後悔と供にウィズ発泡酒で観た爆笑おすぴーで語られていたスーパーボウルハーフタイムショーのマイケル。
いや、すごかった。オレも覚えてる。
マイケルのコンサートは一度観ておきたいんだけど、もうムリなのかな。
最近、おすぎとピーコの区別がつくようになった。
このブラザーズ、おもろいなぁ。
昔、アニマルハウスの映画パンフを古本で買ったときこの二人の対談が載ってて、時代の変化の中でやってること変わらないんだなぁとリスペクト。
その昨晩、指輪「旅の仲間スペシャルエクステンデットエディション」の前半で飲みすぎギブアップ。180分に40分付け加えて、これだけ情報量増えるかよ。なんつったって、やっぱ映画の指輪は出だしがカッケェ。旅の仲間の最初の合戦、二つの塔の灰色ガンダルフ自由落下、そうだよ!オレはあの本をこういう風に想像してたんだよ!いや想像以上だよ!泣けちゃう!いや実際は涙なんて流さないけどさ、気分?ってなぐらい感動したぜ!
やったぜカトちゃん!
指輪物語、っていう絶対的な原作を元に観る映画な分けだけど、改めて活字と映像における情報っていうのは量も質も変わってくるってことを思い知らされた。でもスペクタクル、これは集団によってなされるページェントで、活字では無理。二つの塔で圧倒的なスペクタクルを前にして蛇の舌が流した涙は、オレの涙でもあったよ。すげぇよ!つまり指輪が映画になるっていうことで、観たかったのはこれなんだよ!みたいな。

でもって本日の起床、寝苦しい夢を観て、夢はもっと快楽的でなければなりません、っていう反省と伴に目覚め。
指輪のスペシャル〜後編を観る。な、これだよな、監督が作りたかったのは、っつーか。
前編、フロドとサムがエルフの列を目撃する所とかさ、これなんだよな。この別バージョンを観ると、ホント劇場版って中途半端だってわかります。でも劇場で観たときは、それはそれでかなり感動してたりしてな。人間の欲(そして中つ国を支配するようになる)の業の深さかなって、ッテヘ。

そんなわけで、昨日こなすはずだった予定は本日ほぼ完璧にクリア。昨日こなしていれば、今日もっと別の時間の使い方があったのかなぁ、なんてこれっぽっちも思わないオレはナイスガイさ。散髪美容院へ、髪の毛を切られながらティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」読了。いろいろ、考えた。考えるっていうのは、つまり妄想なんだけど。帰宅して「情報デザイン入門」をちょっと読み進めたり、週間アスキーを読んだりしているウチにすっかり発泡酒で酔っ払ってしまったというわけ。

明日は、どうせモテないんだからモテない同士3人で温泉行こうぜ!ってな旅行に行きます。
でも、みんなそれぞれ、この三人の中では自分が一番モテると思ってるクソミソ旅行。大笑い。
不調。星の並びが悪い感じ。(オレは悪く無いってこと)
昨晩、関係者よりメッセンジャー。すれ違いらーめんに至った理由の報告。いやいや、悪いのはオレの運だよ。そういう日は3.5%の発泡酒で健康に気をつかい、おかげさまで酔っ払わないので寝る前は古本購入「バトル・オブ・ブラジル」を眠くなるまで軽く読むことが出来た。「ドン・キ・ホーテ」撮影中止っていうのも、なんつーか三つ子の魂百まで。

微妙な体調の違和感起床。
コーヒー飲みながら今日返却予定の「ベニスで死す」と「ランブルフィッシュ」を観る。ビスコンティ、この名前は「若者のすべて」であまりにも強烈に刷り込まれてしまった。
若者のすべては観てる途中からビールを飲みすぎてしまって、あ!兄ちゃん今頃帰ってきてどうすんだよコノヤロウ!とか酔っ払いツッコミのあげく良く覚えていないので、まったくもう一度観なくてはなりません。
ベニス〜は笑えた。あの白粉ヅラとかね。監督自身の趣味映画なのかなぁぐらいの気分。画面の美しさ、っていうのはすごかったなぁ。美少年、ヨット、カメラ、海。リュミエール兄弟?
ランブル〜は、こういう若気の至り映画って男子は「バカ!」って言われても定期的に観ていかないと。フィルムっていうのは、光と影を捉える装置なんだよな。次は夏のシティ・オブ・ゴッドだ(サントラ予習済み)六本木だぜ!

ビデオ返却ついでに、こなすはずだった物事は全部から騒ぎ。しかし全然ヘコまない、だって惑星のせいだから。昨日のすれ違いらーめんについて、別の関係者から連絡が入る、そして今日飲むかという話には、NO!
だって、こういう星の並びの時はじっとしていた方がいいの、キラメキ(☆)。

今日の予定は明日ばっちり事が運ぶはず。
「絶対行ってやっからな!」(スワンボート前にてロッコツマニア詠む)
常に頭から離れない憂鬱と共に起床。
波に手を伸ばし、白く砕ける。。ってな具合、そんな一日だった。
新しく始まる仕事に備えて勉強をしなくてはならないのだけれども、結局はオズの魔法使いで言う所のハートのないブリキロボみたいなモンだオレ。
コーヒー飲みながら新聞を斜め読み、平凡社新書「情報デザイン入門」を読み、考えごとをしていたらすっかり夕方。シャワーを浴びて、電車に乗って高島屋のある駅で途中下車。サポーターとゴーグルを新調してプールへ。
ついこの間、泳いでいる途中でゴーグルのゴムバンドが突然切れるという悲劇に襲われて、たぶん20年後ぐらいにその頃いるかもしれない息子に金属バッドで殴られる予兆なんだけど、そんな予兆のおかげでゴーグルとか新しくなると改めて泳ぐのが楽しくなってくる。この間のオレの気持ちあと400メートルも満たされた。
電車の中では「本当の戦争の話をしよう」を読む。
駅とプールの間、15分ほどの徒歩はCDでイルマレーベルのDEODATOを聴く。雨に心地良いピアノの音とか。イルマってホントにありがたいレーベルだ。
すれ違い赤坂へ向かい、すれ違いらーめんを一人で食べて帰宅。
ビデオ観ようかと思ったけど、今日みたいな日はさっさと寝るのが吉だ。

さてハル・ハートリー監督「ヘンリーフール」感想。
六本木のシネヴィヴァン最後の上映作品だったのか!
日常をかき回す男が登場、そいつがその小さな社会に影響を与えて
様々な変化を引き起こす。ぐびぐび飲まれる缶ビール(バド)が爽快!
ビールって良いよな。小麦畑でつかまえて黄金水。
受難者であるところのサイモン、うだつのあがらない男がポエムを書き始めることによる奇跡、とか実に映画的でそういうの単純に好きだ。
精神の欲求としての創作というは誰もが持ちえ、その情熱が
行動となるんだ!
なんて気持ちにさせられると、やっぱ感動しちゃう。
情熱、これ現実では諸刃の剣。
で、これを観て改めてオモロイ映画だったなぁと思い出した
「ポエティック・ジャスティス」は詩作をする女の子の青春映画だ。
渦中の白いマイケルの妹ジャネット主演、
トゥパックも出てるよ、もう死んぢゃったよ。
劇中に読まれるマヤ・アンジェロウPhenomenal womanの持つ女子感覚って良いよな。女子の社会性とプライドっつーか。
女の子ダイスキ!(*´ε`*)ムチュチュ 。
http://www.mahoganyblues.com/Maya-pg2.htm
実は英語全然わかんね、これぐらいはわかる英語力目標。
これから古本屋を巡るときは彼女の著作をちょっと意識しよう。
そしてツタヤ半額ウィークはハル・ハートリーウィークとするのです。

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unk

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